Past Exhibition

本展では、「エフェメラ(ephemera)」と総称される一時的印刷物――チラシ、ポスター、パンフレットなどを対象に、そこに見られる形式(Form)と表現(Expression)のつながりを探ります。展示品は年式・アーティスト・ジャンルの面で多岐にわたり、一様ではなく一定の統一性を欠くものの、いずれも本来一過性の使用を前提とした消耗品でありながら、情報伝達を目的とした緻密な視覚構造や、同時代の価値観・制度、商業的意図が具体的に反映されている点で共通しています。

HUES ROTATIONは、10名が自転車というキーワードを通して描いた物語と1名のインタビューで構成されたZINEです。色相環という意味で、色相を環状に配置したものに”様々な人種や年齢や性の人々”を重ね、それぞれが進んでいる道を鮮やかに回転している自転車の車輪(ホイール)を想起させます。
今回はIssue 2の写真の展示ではありますが、広い場所をお借りしてIssue 1も合わせてご覧になって頂けます。

3月8日(土)より写真家、ウィリアム・イングリッシュがパンク誕生前夜の1975年に撮影した作品展「Venus With Severed Leg A Portrait Of Vivienne Westwood In 1975」を開催。
昨年末、原宿gallery「PUNKTURE」にて好評得た展示の巡回展となります。
イギリス人女性映像作家、写真家、ウィリアム・イングリッシュがパンク誕生前夜の1975年に撮影したヴィヴィアン・ウエストウッドの作品を中心に展示販売いたします。
マルコム・マクラーレンと始めた伝説のショップ”SEX”で撮影された彼女のリアルな姿を通じ、パンクとはなんなのか、パンク・ファッションとはどんなものなのか、そして数々の伝説をファッション業界に残したヴィヴィアン・ウエストウッドとは。