Past Exhibition
2025年10月4日(土)より地元愛知を拠点に活動するアーティスト・鷹巣由佳の個展「あいまのあいま」 鷹巣由佳 展「邂逅 kaiko」を開催いたします。
2020年1月3日、ロシア・ウラジオストク。パンデミックも戦争も始まる前、世界が以前の「普通」であった最後の旅。海も凍る極寒の港町で出会った人々との温かな交流。言語も文化も異なる土地で、互いの背景を知らずとも、人は他者に手を差し伸べ、心を通わせることができた。
2025年9月14日(日)からより東京を拠点に活動するアーティスト
新道トモカの個展「Still/Layer」を開催します。新道はこれまで、ダンス、写真、言葉といった複数のメディアを横断しながら、「自己とは何か」「自分と他者のあいだにあるもの」を見つめ続けてきました。
本展では、「エフェメラ(ephemera)」と総称される一時的印刷物――チラシ、ポスター、パンフレットなどを対象に、そこに見られる形式(Form)と表現(Expression)のつながりを探ります。展示品は年式・アーティスト・ジャンルの面で多岐にわたり、一様ではなく一定の統一性を欠くものの、いずれも本来一過性の使用を前提とした消耗品でありながら、情報伝達を目的とした緻密な視覚構造や、同時代の価値観・制度、商業的意図が具体的に反映されている点で共通しています。