THINKING ABOUT FASHION PHOTOGRAPHY
2013.12.16 (mon)
19:00開場 19:30開演
charge 1000 yen
定員40名 参加要申込み(c7c@cmbmc.com)
guest : Takeo Yamada, Mari Katayama
ファッション写真はかつて、”VOGUE”のIrving Penn、”Harper’s BAZAAR”のRichard Avedonと言われる時代があった。それぞれアートディレクターにAlexander Liberman、Alexey Brodovitchを迎えてからこのファッション二大誌は黄金時代を飾り、それを期にファッション写真は現代に至るまで人々を魅了し、時代の変遷の中を駆け抜けてきた。時を代表するようなフォトグラファーたちが次々に生まれ、ファッションという時代性を担うシーンの中で彼らの個性とともにファッション写真は今もなお、表現の幅を広げられている。現在、ファッション写真はindependentな活動を続けるZINE作家の写真家にさえその息吹はかかり、彼らのファッションフォトが世界中で創り出され、興味を抱かせる対象となってきている。写真表現の一領域にしかすぎないはずのファッション写真が我々をどうしてこうも魅了し続けるのだろうか。
C7Cはこのファッション写真に焦点を当て、12月16日19:00より、写真家のTakeo Yamada氏、現代アーティストのMari Katayama氏の2人をゲストに迎えて、様々な角度から「ファッション写真の現在」をテーマに検証していこうと思っています。ファッションが好きでその周辺すべてに興味がある人、これからファションフォトグラファーを目指そうとしている人、ZINEや写真集の愛好家、そして現在、現場で活動しているプロフォトグラファーまでファッション写真の楽しみ方を一緒にtalking and thinkingできるトークイベントになればと思っています。
GUEST ゲスト
北海道生まれ、東京在住の写真家。オセアニアからアジア、中東、ヨーロッパ、カリブ海まで各国を巡り生活をする。その間に津軽三味線演奏家として活動、電子音楽やノイズなどジャンルを超えた音楽家と競演し国内外の音楽祭などで演奏する。
写真スタジオ、イイノ・メディアプロ勤務後、フォトグラファーとして活動。2013年は代官山蔦屋書店でのブックフェア、十和田市現代美術館での展示後、minä perhonenがシーズン毎に出版しているスタイルブック「紋黄蝶」の今期のフォトグラファーに抜擢。
主な作品に「Paradise Lost」、「紋黄蝶13-14 A/W」
群馬県生まれ、東京在住の現代アーティスト。9歳の時に両足を切断。以後、自身で装飾を施した義足を使用し、セルフポートレートを制作。
現在、作品制作の他に音楽、モデル、講演など多岐に渡り活動している。
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。受賞に、「群馬青年ビエンナーレ’05奨励賞」(群馬県立近代美術館、2005)、アートアワードトーキョー丸ノ内2012グランプリ。展覧会に、「identity, body it. -curated by Takashi Azumaya-」(nca、2010)など。2013年はあいちトリエンナーレにも招待され、作品を展示、発表している。