邂逅 kaiko

鷹巣 由佳
『邂逅 kaiko』
2025年10月4日(土)より地元愛知を拠点に活動するアーティスト
鷹巣由佳の個展「あいまのあいま」 鷹巣由佳 展「邂逅 kaiko」を開催いたします。
DATE:
2025.10.4(土)- 2025.10.19(日)
13:00 – 18:00
※10月11日のみ延長。
イベント:
10.3(金)オープニングレセプション
17:00~20:00
10.11(土)アーティストトーク
19:00~
ゲスト:写真評論家 飯沢耕太郎
ご予約はこちら
写真集の完成までの、写真のセレクトの段階からの制作秘話などを
飯沢耕太郎さんと伊藤嘉久 (C7C gallery and shop店主)と
一緒にさまざまな視点で考えた経緯を深掘りします。
10.12(日)ワークショップ
13:00~17:00
「写真集を作るための考え方 ダミーブックの作りかた」
お申し込みはこちら
事前準備:
写真、コピー用紙に印刷したA7サイズ以下、
最大32枚(1Pに1枚配置の場合)
(A7の1Pに収まるようであれば、2枚以上でも可)
写真集制作を活動のベースに置いてきた自身の写真集の構造を元に写真集のつくり方を教えるワークショップです。1人だけでつくる写真集は、読者が写真をどのように受け取るかという視点が欠けがちです。 写真からストーリーを想像し、順番を決め、写真集を完成させるまでを指導します。 手作り写真集の作り方を学んだうえ、最後にあなたのダミーブックを持ち帰ることができます。
入館料:
無料
休廊日:
火、木曜日
2020年1月3日、ロシア・ウラジオストク。パンデミックも戦争も始まる前、世界が以前の「普通」であった最後の旅。海も凍る極寒の港町で出会った人々との温かな交流。言語も文化も異なる土地で、互いの背景を知らずとも、人は他者に手を差し伸べ、心を通わせることができた。

その後、世界は大きく変容した。
かつてつながっていた人々との連絡は絶たれ、彼らの暮らす街も変貌した可能性がある。私が見た笑顔や親切、あたたかいまなざしは、もはや記録できない風景かもしれない。

しかし写真とは、「今ここにある現実」を記録するだけでなく、「かつて確かに存在した人と人との関係性」をつなぎとめる行為でもある。平穏な日常だったにも関わらず、今見ると何かを予感しているようでもある。ニュースにはならないが文化や社会が滲む「さりげない瞬間」。

人と風景の関係、沈黙や視線の先にある物語、空気感を、詩的視点と社会意識の双方から捉える。

【プロフィール】
鷹巣 由佳
Instagram:@takasu.yuka
HP:https://takasuyuka.211design.com/portfolio/
愛知県生まれ・在住。グラフィックデザイナー、写真家、アーティスト。
2021年創設のKYOTOGRAPHIE×Ruinart「Ruinart Japan Award」初代受賞。同年秋フランスに滞在し、ルイナールのアート・レジデンシー・プログラムに参加。
世界中の紙を集め、リソグラフや古典印画技法と現代的な印刷技法を融合するなど実験的な試みや、AI等の身近な先端技術、偶然や確率考現学的観点から「予期せぬ予期」を探る作品制作。手製本で綴る写真集などを世界各国のアートブックフェアで販売・展開。「写真と、色と、紙で遊ぶ」アートブックを制作。
常にカメラを持ち歩き、いつも旅をしているような日々の中で見つけた、ちいさな気づきを撮り続ける。様々な物質としての紙の魅力や特性、手製本の可能性、本ならではのページをめくることで生まれる感覚や、その行為が持つリズムや偶然性が作品制作の重要な要素となる。
スペシャルゲスト
飯沢 耕太郎
写真評論家。詩人。1954年、宮城県生まれ。
1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996、サントリー学芸賞受賞)、『写真的思考』(河出書房新社、2009年)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017)など著書多数。執筆活動のほか、写真展覧会の審査、企画等も手がける。近著に『旅と夢』(東京キララ社、2024)、『トリロジー 冬/夏/春』(港の人、2024)、『泉鏡花きのこ文学集成』(作品社、2024)、『African Sketchbook』(Purple、2024)、『猫島からの帰還』(ふげん社、2025)などがある。
【C7C cafe and sweets】

展示期間中
2025.10.4(土)~ 10.19(日)
はOPEN。
定休日:
火、木曜日