渋谷路傍

 

井関 信雄 写真展 『渋谷路傍』

2018.3.2.Fri – 3.18.Sun
3.2.Fri レセプション

 

日本を代表するスケートボードフォトグラファー のひとりである井関信雄の写真展『渋谷路傍』を開催いたします。
今回の個展にあわせて新作のZINEもローンチいたします。3月2日、3日の両日は井関信雄さんも在廊されます。リアルなスケートフオトグラフィー
スケートシーンを是非お楽しみ下さい。また自身が発行するZINE『 Pancake Portfolio』シリーズや既出版の作品集も展示販売いたします。
皆さまのご来場を是非お待ちしております。

===渋谷路傍===

2015年。
ワケあって渋谷に通勤するようになった。
渋谷にはスケートスポットもたくさんあって馴染深いつもりだったけど、毎日のように通ってみると、今まで知らなかった風景が見えてくる。
2027年ごろまで続く再開発の工事現場はえらく写真映えするし、その一方で例えば円山町あたりに古い生活道路が残っていたりもして、
今だに使われていたりもする。新しいものと古いものがごっちゃになって酔っ払ったような気分になれる。
(まあ実際呑みながらウロウロして撮ってるんだけど。)スクランブル交差点ではあまりにも人通りが多いため、
行き交う人の背中に懐かしい人の面影を重ねてしまうこともあった。例えば田舎で暮らす母親とか。
あと渋谷は女を撮るのにも素晴らしい背景になってくれる。夜にはネオンとかショウウィンドウが照明機材にもなってくれるから最高だ。
そして改めてスケートボード。
スケートボーダーが体を掛けてトライするこの上なく絵になるスケートスポットは、ここではどれも良い感じに汚れて尖っていて、最高にフォトジェニックだ・・・。
In 2015.
I got to work and started to commute to Shibuya.As I go through every day, I found many things I never know. The construction site of the redevelopment around Shibuya station that lasts
until around 2027. On the other hand, Once you enter the alley the small living roads still remain and being used by local people.
The new things and the old things are mixed up.In ten years, there will be completely changed from now. And it  will be quite exciting places. However, I’m excited to today’s Shibuya that is on the road to development. So many people, shops, neons, noizes  and construction site. It’s chaotic. Robou means roadside and I think there are attractive Robou in Shibuya.